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選択力とは? 〜こども向け〜 「いろいろな知識を覚えその場その場に応じて必要な知識を選択する力」をここでは『選択力』と呼ぶことにします。算数の文章題はこの『選択力』をきたえるのにぴったりです。みなさんは算数の文章題を読んで、「この問題はたし算かな、それともかけ算でとくのかな…」とか考えて、式を立てますよね。たし算、ひき算、かけ算、わり算の中からどれを使ってとくのか選ぶのことが、『選択力』をきたえているのです。 選択力をきたえるとゲームやスポーツで有利になる 例えばトランプで7ならべってゲームがあるよね。「ここはハートの6を出すべきか、それともスペードの8か」、こんなときに『選択力』が試されます。ドラクエみたいなゲームでも「ここは武器で攻撃しとくべきか、魔法で攻撃か」とか、野球だったら「ランナーがいるから、きっとピッチャーはストレートで勝負してくるはず。ストレートをねらおう」とか、サッカーでも「この場面、誰にパスを出すべきか、それともドリブルか」とか。 ゲームやスポーツのさまざまな場面で『選択力』は試されます。もしあなたが一流のスポーツ選手を目指しているのなら、ぜひこの『選択力』をきたえておくことをおすすめします。 その他にも選択力が役立つ場面はいっぱいある 「お友達とけんかしちゃったけど、どうやって仲直りしたらいいかな」 「ほしい本があるけど、どうやって買ってもらおう」 「お母さんの誕生日に、何をプレゼントしたらよろこぶかな」 「算数を得意にするためにはどんなプリントをやったらいいかな」 スポーツやゲーム以外にも、大人になって仕事をはじめた時にも、『選択力』が役にたつ場面はいっぱいあります。 どうしたら選択力がきたえられるか はじめに書いたように算数の文章題をとくと選択力はきたえられます。ただし気をつけてほしいことがふたつあります。 ひとつめは、問題文を読んで何算でとくかを選ぶとき、必ずきちんとした理由をみつけて何算かを選ぶようにすることです。「なんとなくひいてみた」とか、「かけ算のような気がした」ではいけいということです。 ふたつめは、まよったら図をかいてみるってことです。例えば小学校1年生ではじめてたし算をならったとき みたいに図で説明されたはずです。まよったらもう一度この図にもどればいいだけです。 文章題をたくさん解いて、『選択力』をきたえたいとおもったら、ぜひ下の<文章題を得意にしたい>から先に進んでみてください。 |